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発炎筒(発煙筒)の有効年月と車検

 自動車には必ず、非常信号灯(発炎筒)の常備が義務付けられております。

 なので、これらがもし無い場合には車検には通りません。

旧式の発炎筒

じゃあ有効年月が切れているものは?

 ちなみにその非常信号灯が昔ながらの発炎筒である場合には、

 その本体へ ”有効年月” が記されておりますが、

 もしその有効年月が過ぎていたら? (発炎筒は載っているが、有効年月が既に過ぎている)

LED発炎筒
画像上のタイプが昔ながらの発炎筒。 下はLED式の発炎筒(非常信号灯)

基本的には車検には問題ない

 基本的には、これは車検には全く問題ありません

 一説によると、有効期限切れのものは本来 法で定められる性能基準を満たしていないと判断出来るので ⇒ 整備不良 ⇒ 車検に通らない。 という見解も多くあるようですが、

 ただ実際には、有効期限切れのものはあくまで性能劣化の目安であって、(性能保証がされないだけ) 保安基準に定められる基準を下回っているという確定要素にはならず、

 発炎筒の大手 ”サンフレヤー社” においても、期限切れの製品は保安基準に定められるJIS規格に適合しなくなるため、交換の目安となる、、 と、そう説明もされているようですが、しかし保安基準ではそもそもJIS規格が保証されていなくとも、その規格同等の性能が発揮できるものであれば問題ないとされておりますので、

 ゆえJIS規格が保証されない有効期限切れのものであっても、即ちそれが 法で定められる性能基準を満たしていないという判断にはならず。。。

 ※ というよりそもそも、交換の目安となる、、 とだけ説明され、交換が必要と断言していない点を見ると、おそらくメーカーもこの辺り見解は十分に理解しているかとも考えられます。

 まあ有効期限が車検に左右されることはない。

 というのが正論とお考えください。

 その事実を裏付けるように、国の検査機関(国土交通省の地方支局である運輸支局や、国から認可を受けている特別民間法人である軽自動車検査協会等に隣接される自動車検査場。認証整備工場やユーザー車検などで持ち込みされる車検場) では、この発炎筒の有効年月には見向きもしませんから。。(有るかどうかのチェックだけ。 もちろん私も仕事として持込検査を受けることもありますので、確認済みの情報であることも予め。 しかも10年前に有効期限が過ぎているモノでも全然OKだった時も)

 まあ言うなれば、食品の賞味期限みたいなものかな。 賞味期限を過ぎると安全性は保証されないが、しかし安全性や品質は十分保たれているものが大半であり。。(品質保証があるかないかだけで、中身のレベルは変わらない状態とも)

しかしダメなパターンもある

 しかしこういった正論の反面、実際 車検には通らない事実があるのもまた現実。

 おおよそそういったパターンは、最寄の車検屋さん(車屋や車検工場等 事業者全般)に車検依頼された場合に多いでしょう。

 それは何故か?

 こういった通る通らないという基準がグレー判定地帯とも考えられるゆえ、その工場や検査員による裁量が左右し、その結果、いろんな意味でマージンを取る方向で ”NG出し” となると思われ、

 実際考え様によっては、有効期限が切れていた場合、現実にその発炎筒が法基準を満たす状態かどうかを確かめる術がないのも事実。(着火してみて確認、、なんて不可能ですし ^^;) なのでもし万が一の事を考え、大げさ目にNGとしていれば絶対に間違いが起こることはありえませんので。。(→ 工場や検査員の身の上の安全マージン

 またこういったグレー判定地帯は利益を上げるために好都合な条件。 グレーを裁量で黒化すれば部品交換などの利益もガンガン上がりますので、(→ 利益マージンの確保

 正に一石二鳥! 積極、かつ加速的にNGとなるのは必然的とも。(→ 工場や検査員の身の上の安全を確保できる上、利益まで上がるわけですから、、 これをNG(車検に通らない)と判断しない手はないでしょう

 これもまた参考までに。

じゃあ結局のところ結論は?

 自動車検査(車検)による検査員(検査資格(国家資格)を持ち検査にあたる人)の判断は絶対となります。

 なのでその車検において検査員から直接 ”NG” と言われたなら、、(検査員でない人の意見は除外)

 その当該工場等では決して意見が覆ることはありません。

 つまり 出された判断に身を委ねる他方法がないのが現実。

 車検に通る通らないはその検査員次第(工場次第)ということで。

 ちなみにこう考えた場合、場合によっては国の検査機関においてもNG判定する検査員がいらっしゃるかもしれません。 ただこの場合には唯一利益マージンがからんでくることはありませんので、積極的に、、 というわけではないと思われ、一応この辺りは予め。

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